病気が病気を呼ぶ？

その他一般館へようこそ！館長です。
元気な病人なんていないですが、ホントに病気なの？って人もいます。
逆に病気になって人が変わったなんてこともあります。
今回は良くも悪くも、病気で変わった人に関して書いてみます。

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病気が病気を呼ぶ、なんてことも言われますが、病気になると少なからず不安になります。
肉体面でなく精神面がむしばまれてきます。
ひどいとうつ病とか…。
その予備軍はかなりいると考えられます。

なんとか平常心で病気と闘おう、勝たなきゃ、勝てるのか？どうなるんだ？看病で迷惑かけたくない、治るのか？本当にこの病気なのか？
病人の心は不安定です。
生き死にの病ならなおさらではないでしょうか。

治療に専念したいけど不安はつきもので、精神状態はきっと不安定でしょう。
そういう状況の中、過剰な検査や過剰な気の遣い方は逆効果で、病気になっちゃいます。

病気になれば、何で自分が？と思いますが納得できる理由はありません。
病気になる理由はないんです。不公平と言っても仕方ないです。
生活習慣病のように、ある程度防げるものもあるでしょうが、ある日突然にやってくるのが病気です。
しかもたまたま自分に、理由もなく。

私もこの病気になって多少変わったかと思います。
原因も治療法もない病気、多系統萎縮症。
だんだんと運動機能が無くなり、歩けなくなり寝たきりになる。食べ物も喉を通りにくくなり、最終的に胃瘻で命を繋ぐ。しゃべりにくく呼吸がしにくくなるので声帯を取る。
寝たきりで、しゃべれず食べれず、ただ生きている状態、しかも頭はしっかりしているので状況は全て理解できる。